貸切バスを利用する際に保険は必要?事前に準備しておくことは?
こんにちは!
旅行や合宿、企業の研修などで貸切バスを利用する際、「事前にどのような準備をすればいいのか」というご質問をお客様からいただくことがあります。
保険に入っておく必要があるのか?貸切バスを利用する際に持っていくべき物は?など、お客様から実際にいただいたご質問について解説します!
貸切バスを利用する際に保険は必要?事前に準備しておくことは?
貸切バスに乗車する際に保険は必要?
お客様から「貸切バスを利用する際、保険に加入しておいた方が良いのか?」というご質問をいただくことがあります。
プロの運転士さんが安全運転で走行してくれるとは言え、万が一の事態に備えたい。と思う方ももちろんいらっしゃるでしょう。
結論から申し上げますと、バスコンシェルジュで貸切バスのみを予約する場合、お客様ご自身で保険に加入する必要はありません。
貸切バスを運行するにあたり、バス会社様は必ず車両保険に加入しなくてはなりません。
そのため、貸切バスに乗車中、万が一事故が発生してしまった場合はこのバス会社様が加入している保険で補償されますので、お客様ご自身での保険加入は不要になるのです。
補償内容はバス会社様が加入されている保険によって異なりますので、気になる方はご予約時にお問い合わせください。
国内旅行傷害保険って何?
前項で「保険に加入する必要はありません」とお伝えしましたが、バス会社様が加入されている保険はあくまで「貸切バスご乗車中のみ」が対象です。
そのため、貸切バスで訪れた場所での観光で怪我をされた場合などは補償の対象外になってしまいます。
乗車時間以外の怪我などが心配という方は「国内旅行傷害保険」に加入しましょう。
聞き慣れない方もいらっしゃるかと思いますが、旅行期間中のみ加入できる短期間の保険です。
数百円から加入できるものも多く、各保険会社から販売されています。
「旅行中の怪我」「旅行中の賠償責任」「携行品損害」「救援者費用」などが一般的な補償内容です。それぞれについてもう少し詳しくご説明します。
◆旅行中の怪我
ご心配されるお客様が最も多い、旅行中の偶然の事故による怪我の通院や手術、死亡に対する補償です。
◆旅行中の賠償責任
旅行中の偶然の事故により他人に怪我を負わせてしまったり、他人の物や展示品などを壊してしまい法律上の賠償責任を負った場合への補償です。
◆携行品損害
旅行中の偶然の事故によりお客様の携行品に破損が生じた場合への補償です。
◆救援者費用
怪我などにより長期入院した場合にご家族が現地に赴いた際などの費用の補償です。
上記は一例です。
補償内容や金額は保険商品によって様々ですので、気になる方は調べてみると良いでしょう。
国内旅行傷害保険の取り扱いがあるバス会社様もいらっしゃいますので、ご興味がお有りの方は一度バスコンシェルジュへお問い合わせください。
また、クレジットカードをお持ちの方は付帯サービスで旅行保険がセットになっている場合も有りますので、一度お手持ちのクレジットカードのサービスを確認してみるのも良いでしょう。
貸切バスに乗車する際に持って行くと良い物は?
普段使っている電車や路線バスと違い、貸切バスを初めて利用するお客様の中には「乗車する前に用意しておいた方が良い物はあるのか」と不安になる方もいらっしゃるようです。
お客様によっては長時間乗車する場合もありますので、バス車内の時間も快適に過ごしてより楽しい旅行にしましょう!
◆酔い止め薬
普段は車酔いしなくても、いつもと違う環境だと酔ってしまうという人もいます。せっかくの旅行でつらい思いをしないためにも、酔い止め薬を用意しておくと安心です。
特にお子様連れの場合には持って行くことをお勧めします。
また、下を向いた姿勢でじっとスマートフォンの画面を見たりしていると酔いやすいと言われています。せっかくのご旅行ですし、乗車中は車窓からの景色を楽しむようにすると良いでしょう。
◆モバイルバッテリー
写真や動画を撮ってSNSに載せたり、旅先で訪れる予定の場所を調べたり、今や旅行にも欠かせないスマートフォンなどの携帯電話。
旅行中にたくさん使ってあっという間に充電切れ、なんてこともあるでしょう。
貸切バスにはコンセントやUSBポートが備わっていない車両も多いので、電源を使わないタイプのモバイルバッテリーがあると安心です。
◆小さいゴミ袋
貸切バス車内で出たゴミはお客様にお持ち帰りをお願いしていますので、簡単にまとめられる小さなゴミ袋があると便利です。
その他、夜行や長時間の乗車の場合、簡易まくらやブランケット、折りたたみのスリッパがあるとより快適に過ごしやすくなると思います!
乗車前・乗車中はここに注意!
つづいて、貸切バスに乗車する時に気を付けることをお伝えします!
◆乗車場所には時間に余裕を持って行く
配車場所が路上の場合、当日の道路状況によって貸切バスの停車位置が前後する場合があります。
また、新宿駅西口や梅田駅周辺、札幌駅前など貸切バスの主要な配車場所の場合、たくさんの貸切バスが停車していて自分が乗るバスがなかなか見つけられない!なんてことも。
また、出発が遅くなって行程が予定より遅くなってしまうと追加料金が発生する場合もあります。
基本的に出発の15分前に貸切バスは配車場所に到着していますので、出発時間ギリギリではなく余裕を持って集合・乗車するようにしましょう!
◆幹事さんがしっかりと人数を確認する
貸切バスの場合、添乗員はいません。そして運転士様による乗車人数確認・点呼は基本的にありません。
当日ご乗車される方が全員顔見知りの場合は良いのですが、ご婚礼の送迎などで同乗される方がお互いの顔を知らない場合もあります。
その場合、全員揃っているか分からず、まだ乗っていない人がいるのにバスが出発してしまった…なんて事例がごく稀に発生してしまいます。
当日の代表者(幹事)さんは乗り遅れてしまう人が居ないようにしっかりと人数を把握しておきましょう!
◆乗車前にお手洗いを済ませておく
貸切バスの車内には基本的にお手洗いはありません。
サービスエリアなどで随時お手洗い休憩は可能ですが、道路が渋滞してなかなかたどり着かないということもありますので、必ずお手洗いを済ませてから乗車しましょう。
また、途中のサービスエリアなどでの休憩時にも、まだ行かなくてもいいかな…と思った場合でも、次の休憩がすぐに取れるとも限りませんので、お手洗いには行っておくことをおすすめします。
◆サービスエリアなどの停車時は駐車場の場所を覚えておく
サービスエリアなどで休憩をとる場合、駐車場が広くて乗ってきたバスがどこに停まっているか分からなくなってしまった!ということがあります。
周辺に停まっている車をつい目印にしがちですが、目印にした周辺の車が自分達よりも先に出発してしまいどこだか分からなくなった…という経験がある方も多いのではないでしょうか?
自家用車と違い、乗ってきたバスの外観は見慣れていないことでしょう。バスを見失わないように貸切バスから降りる時には建物の位置を目印にしましょう。
◆忘れ物に注意!
運行終了後のお客様やバス会社様からのご連絡で、最も多いのが忘れ物です。
財布や小銭入れ、携帯電話など小さい貴重品のお問い合わせが多いのですが、最近特に多くなっているのがワイヤレスイヤホンです。
降車前に慌ててポケットに入れたつもりが滑り落ちていた…ということが多いようですので、降車前には落ち着いて準備をし、座席周辺に忘れ物が無いかしっかりと確認しましょう!
万が一、バスコンシェルジュで予約した貸切バスに忘れ物をしてしまった!という方は、まずバスコンシェルジュの担当者へご連絡いただき、
「何を忘れたのか(色やメーカーなど具体的に)」
「どの席に座っていたのか(運転席側orドア側、何列目)」
をお知らせください。
運行したバス会社様に担当者より問い合わせいたします。
忘れ物が確認出来た場合、バス会社様から着払いの宅配便でお客様のご自宅などへお送りします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は保険や持ち物、貸切バスに乗車する際に気をつけることについてご紹介しました!
毎日乗り慣れている自家用車や電車、路線バスとは少し勝手が違う貸切バス。
多少のトラブルは過ぎてしまえば笑い話にもなりますが、大事に至らないよう準備は怠らないようにしたいですね!
何かご心配なことや分からないことがあれば、担当者へお気軽にご質問ください☆
まだお見積りをしていない方は、まずは無料見積りから!
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
無料お見積もりはこちらから
WEBからのお見積り
お電話でのお見積り・お問い合わせ
03-5419-7251 受付時間 10:00-18:00(平日)