貸切バス 福祉・リフト付きバスを借りよう！
年々貸切バスをご利用するお客様が増えている中、海外からの観光客も日本で観光をする際に貸切バスを利用することが多くなりました。また、2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されることとなり、各交通機関のバリアフリー化も進んでいます。
貸切バスは、通常、座席が全て前向きですが、中には後部座席が向かい合った形になっているサロンタイプのバスなどもあります。また、特殊車両といったトイレ付バスやリフト付バスなどもあります。
今回ご紹介する貸切バスは、車いすのまま乗車できる福祉バス・リフト付きバスについてご紹介していきます！
貸切バス 福祉・リフト付きバスを借りよう！
福祉バス・リフト付きは、都道府県の中で各自治体が福祉バスの貸出を申請し、利用することができます。しかしながら、台数も少なく学校行事や自治体の行事で使用されていることが多い為、一般のお客様が団体での移動や観光旅行などに使用することはたいへん難しいようです。また、利用する際には利用団体の種類や団体構成人数などの制限（例えば、乗車人数が25名以上で、そのうち3分の1以上が障害児・者であること）もあるなどなかなかハードルが高めのようです。 一般的に福祉バスとは、主に車いすに乗ったまま乗降できるバスのことをいいます。リフト付きバスともいいます。 福祉バス・リフト付きバスには車内へ車いすのまま乗ることのできるスロープや電動リフトが付いており、車いすから降り座席に着席して乗車する方法と車いすを固定したまま乗車する方法があります。 このようなタイプのバスは、大型バスからマイクロバスやミニバスまで様々な種類があり、ＤＶＤテレビや冷蔵庫、カラオケなどの設備がついているサロンタイプのバスもあります。 車内に車いすを固定するスペースはバスの大きさやバス会社によって異なります。 【リフト付き大型バス：車いす固定3台のバス車内】
福祉バス・リフト付きバスってどういうバス？
（写真提供：光輝観光）
車いす1台～4台分固定できるスペースがあるバスが多いようですが、それ以上の台数を固定できるバスもあります。ただし、バスの仕様によっては車いすを固定させるスペースがない場合もあります。その場合は、車いすから降りて座席に着席していただくこととなり、車いすは折りたたんでトランクルームへ収納していただきます。
（写真提供：光輝観光）
福祉バス・リフト付きバスは所有しているバス会社が都道府県によって異なり、所有している台数も少ないので、お早目にお問合せすることをおすすめします。
リフト付き貸切バスの料金の目安
リフト付き貸切バスの料金は、通常の貸切バス料金よりも割高だといえます。
それは、
・電動リフト付きの特殊車両である
・バス車内が特別仕様になっている為、通常の貸切バスよりメンテナンス代金が高い
・乗務員2名体制で運行していることが多い
・所有台数が少ないため、手配しにくい
ということが理由に挙げられます。
では、実際にリフト付きバスの料金をみてみましょう。
貸切バス料金は、国土交通省によって定められた新運賃制度「時間制・距離距離（キロ）制」で算出しています。
料金は、シーズンや利用時間、移動距離、行程内容（出発地・目的地・到着地）などによって変動します。また、車いすの固定台数なども各バス会社によって異なります。
正確な料金や車いす固定情報などを知りたい場合は、事前にお見積りをしてみましょう。
＜リフト付きバス料金の目安＞
| バス種類 | ミニバス | マイクロ・小型バス | 中型バス | 大型バス |
|---|---|---|---|---|
| 車いす | 1台 | 1～2台 | 1～4台 | 1～6台 |
| 料金目安 | 要相談 | 9.5万円～ | 12万円～ | 13万円～ |
| 高速・有料道路料金区分 | 中型車 | 中型車 | 大型車 | 特大車 |
※運転士・ガソリン代金・バスガイドなし（ワンマン運行）・東京発の平日・1日貸切料金（10時間・200km）を運行した場合の概算料金となります。
※消費税・有料道路代金・駐車場代金は含まれておりません。
※バス料金は法令により上限から下限が決められています。上記料金に特殊車両割増料金がプラスされる場合があります。
※各バス会社によって車いすの固定台数が異なります。予めご了承ください。
●リフト付き貸切バスのお見積りならバスコンシェルジュへ（平日10：00～18：00）土日祝日を除く 車いすを利用する方が多い団体のご移動に便利なリフト付き貸切バスですが、人数によっては、通常の貸切バスで移動されているお客様もいらっしゃいます。その場合は、通常の座席に着席して頂き、車いすをトランクルームに収納していただいております。 それでも座席に着席ができない場合は、車いすを固定するリフト付き貸切バスをご利用ください。 お見積りの際には乗車される方の人数や車いすの台数など状況をお伝えするとよいでしょう。 また、どうしてもリフト付き貸切バスを手配できない場合は、バスとは別の車（介護タクシーなど）で移動をしていらっしゃるお客様もいらっしゃいます。 リフト付き貸切バスは、都道府県でも所有している台数がたいへん少ない為、空いていたらすぐに予約をすることをおすすめします。 主にリフト付き貸切バスの利用が多いシーズンは、春と秋です。土日祝日や大型連休も大変人気となっています。 リフト付き貸切バスはトイレ付きのものはほぼないといってよいでしょう。 ぜひ、リフト付き貸切バスを賢く借りて楽しい貸切バス旅行にしましょう。 東京都にあるバス会社、光輝観光が所有しているリフト付き大型バスの座席表をご紹介します。「正座席49プラス補助席6」の大型バスでメーカーは日野「セレガ」です。 また、各バス会社によって座席の仕様が異なります。詳しくは、お見積りやご予約の際にバスコンシェルジュ（ＴＥＬ：03—5419-7251）へお問合せください。 ■光輝観光 リフト付き大型バス設備ならびに座席表（参考例） 福祉・リフト付き貸切バスについてまとめてみました。 ・車いすで移動・旅行するなら、リフト付きバスがおすすめ ※バス会社によって異なる場合があります。 デイサービスや老人ホームでのレクリエーションや遠足・旅行に行かれるなど、自力歩行が困難な車いすの方がいらっしゃるときにはリフト付き貸切バスはたいへん便利です。介護施設や特別支援学校などでも幅広く利用されています。 バスコンシェルジュでは、福祉バス・リフト付き貸切バスのお手配を全国で行っています。団体のお客様の状況に合わせたリフト付き貸切バスをお手配いたします。 ●お見積りならバスコンシェルジュへ（平日10：00～18：00）土日祝日を除く
ＴＥＬ：03-5419-7251
ＦＡＸ：03-6435-1381
見積りフォーム：https://bus-concierge.jp/estimate/
リフト付き貸切バスを借りる際のポイント
リフト付き貸切バスを借りるならシーズンを避けるか平日が狙いめのようです。比較的バス料金もお得に借りることができます。
しかしながら、途中のトイレ休憩をこまめにとっていただくことができますからご安心ください。
通常、休憩時間は15分程度ですが、福祉バスとして運行する場合は、20分～30分くらい時間をとっていただき余裕を持ったご利用計画をたてたほうがよいでしょう。バス会社が所有しているリフト付き大型バスの座席例
車いすは1～6台固定可能。車いすが1～3台固定の場合は、正座席は39席に、車いすは4～6台固定の場合は正座席は29席になります。
ぜひ、ご参考にしてください。【設備】
定員
通常時：55名（正座席49席/補助席6席）
車いすあり：41名～52名（正座席29席～45席/補助席6席）車いすは6台まで乗車可能
サイズ
全長約12ｍ×全幅約2.5ｍ×全高約3.5ｍ
トランク
2スパン【積載例】スーツケースで約30個/キャディバックで約30個
設備
カラオケ・テレビ2台・ＤＶＤ・ＣＤ・マイク・ＵＳＢ・冷蔵庫・ポット・お茶
【座席例：大型バス（車いす3台固定した場合）】
【座席例：大型バス（車いす6台固定した場合】
まとめ
・バス料金は割高だが、シーズンオフ・平日が狙いめ
・所有しているバス会社が少なく、所有している台数も少ないので早目の予約がおすすめ
・バスの乗降には時間がかかるので余裕をもって旅行タイムスケジュールを計画する
・リフト付き貸切バスは、1～4台固定可能。バス会社によってはそれ以上の台数固定が可能
・通常の大型バスのトランクルームには車いすが15台くらい収納可能
※車いすの固定台数以上の車いすご利用人数がいらっしゃる場合は、バス車内で通常の座席に着席頂き、車いすは折りたたんでトランクルームへ預けることになります。
いかがでしたでしょうか。
電動リフト付きバスなので、余分な力も必要ありませんし、準備から乗車まで楽々スムーズ。
もちろん、運転士や乗務員の万全なサポートもありますので安心してご利用いただけます。
ぜひお問合せ・ご依頼ください。
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