貸切バスで行く★歴史と文化を巡る長崎市内観光★
こんにちは!
皆さんは長崎県と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
南蛮文化の歴史、原爆資料館、ハウステンボス、夜景、軍艦島…本当に多くの観光地があります。
また、面積の約半分が離島という珍しい地形を持っています。
今回はそんな独自の文化を持つ長崎の魅力をご紹介したいと思います。
貸切バスで行く★歴史と文化を巡る長崎市内観光★
長崎市は三方を山に囲まれているため平地が少なく、山の斜面にも住宅地を広げたことにより非常に坂道が多い街です。
そんな長崎の街を歩いて巡るのはとても大変ですので、貸切バスを利用するのがおすすめです。
ただし、あまりにも急勾配な坂や細い道は通行が出来ませんので、目的地周辺の道を一度確認しておくと安心です✨
長崎の歴史と文化を貸切バスで巡るモデルコース
鎖国政策がしかれていた江戸時代に、唯一海外との交流が許されていたのが長崎です。
海外との貿易のため長崎には多くの商人たちが集まり、発展しました。
そんな海外の影響を大きく受けた歴史的建物が今も多く残っています。
また一方で原爆の投下によって街に壊滅的な被害を受けたために比較的新しい建物も多く、新旧・国内外が入り混じる独自の街が形成されています。
そんな長崎の街を巡るモデルコースをご紹介します。
<モデルコース>
①平和公園と長崎原爆資料館⇒②出島⇒③グラバー園⇒④大浦天主堂⇒⑤オランダ坂⇒⑥眼鏡橋⇒⑦稲佐山
①平和公園と原爆資料館
1945年8月9日に投下された原爆の落下中心地~北側に広がる平和公園。
中心地には黒御影石の碑が立てられています。園内には当時の地層が残されていて、そこには原爆によって壊された家の瓦やレンガ、3000度の熱で焼けてしまったガラス等が今も大量に埋まっています。
公園の北側は小高い丘になっており、高さ9.7m、重さ30tの青銅製の平和祈念像が鎮座しています。
写真提供:(一社)長崎県観光連盟
天を指した右手は“原爆の脅威”を、水平に伸ばした左手は“平和”を、軽く閉じた瞼は“原爆犠牲者の冥福を祈る”という、悲惨な戦争を二度と繰り返さないという誓いと、世界平和への願いが込められています。
平和公園の東側にある原爆資料館では被爆の惨状や原爆が投下されるに至った経過、被爆から現在までの長崎の復興の様子、核兵器開発の歴史、そして核兵器のない平和希求を分かりやすく、ストーリー性を持って展示されています。
写真提供:(一社)長崎県観光連盟
<基本情報>
(平和公園)
住所:長崎県長崎市松山町
(長崎原爆資料館)
住所:長崎県長崎市平野町7-8
電話:095-844-1231
営業時間:08:30~17:30、18:30、20:00※時期により異なる
定休日:12月29日~31日
②出島
諸外国との交流・貿易を絶つ鎖国政策が布かれていた江戸時代において、唯一海外(と言ってもオランダ1国のみに限られていました)に開かれていたのがこの出島です。
写真提供:(一社)長崎県観光連盟
扇形に埋め立てられた人工島でしたが、開国しその役割を終えた後の明治時代には周辺の整備により陸続きになり「島」の様相は失われてしまいました。
江戸時代には島内に住居や料理部屋、蔵、番所等の建物が49棟あり、大変賑わっていました。そのうち25棟を復元する工事を長崎市が進めています。
2017年には出島表門橋ができ、より当時の様子が再現されていますし、将来的には古来の扇形の出島が復元される予定です。
写真提供:(一社)長崎県観光連盟
<基本情報>
住所:長崎県長崎市出島町6-1
営業時間:通常8:00~21:00 (最終入場20:40)※18時以降の入場は表門橋からのみ。西側および東側ゲートは18時で閉門
入場料金:大人520円(団体410円)、高校生200円(団体120円)、小・中学生100円(団体60円)※団体は15名以上
③グラバー園
幕末に長崎へやってきたスコットランド出身の貿易商人・グラバー他3名の邸宅と、移設された長崎市内に残っていた貴重な洋風建築を見ることが出来ます。
旧グラバー邸は「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」のひとつとして世界文化遺産にも登録されています。
当時の面影を残す石畳や石段と長崎港を一望できるロケーションで、園内には至る場所に花々が配され、いつ訪れても四季折々の花々を愛でることができます。
園内の石畳の中にあるハートストーンは「カップルでこの石に手を重ねると幸せになれる」・「この石に触れて願いごとをすれば恋が叶う」など、パワースポットとして人気急上昇中です。
2021年10月末まで旧グラバー邸宅は保存修理工事が行われているため、建物内への立ち入りはできませんが、保存修理工事の様子を見学用特設展望デッキから見ることができます。
また、工事前に室内に展示されていた一部の品とグラバーについてはグラバー特設展として展示されています。
写真提供:(一社)長崎県観光連盟
<基本情報>
住所:長崎県長崎市南山手町8-1
開演時間:08:00~18:00(最終入園17:40)※時期により異なる
入園料金:大人620円(団体520円)、高校生310円(団体250円)、小・中学生180円(団体140円)※団体は15名以上が対象
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のいずれかの手帳の提示で割引適用あり
公式HP:http://www.glover-garden.jp/
④大浦天主堂
幕末の開国後長崎にやってきた外国人のために建設された、ゴシック調の現存する国内最古の教会です。
聖堂内のステンドグラスには、約100年前のものも残っています。
1875年と1879年の増改築によって平面形式と外観が変わり、外壁も木造からレンガ造に変更されましたが、内部空間には建築当時の姿が保存されています。
写真提供:(一社)長崎県観光連盟
※写真掲載については長崎大司教区の許可をいただいています
1933年に国宝に指定され、原爆による損傷を受けましたが、修復が完了した1953年に再度国宝に指定されました。
また、2018年に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」のひとつです。
そして、境内にある旧羅典神学校(国指定重要文化財)と旧長崎大司教館(長崎県有形文化財)が大浦天主堂キリシタン博物館として開設されています。
<基本情報>
住所:長崎市南山手町5-3
(大浦天主堂)
電話:095-823-2628
拝観料:大人1,000 円(団体900円)、中・高校生400円(団体300円)、小学生300円(団体200円)※ 団体は20名以上が対象
※団体での拝観の場合、事前予約が必要な場合があるので要確認
※拝観料には大浦天主堂キリシタン博物館の入場料を含む
公式HP:https://nagasaki-oura-church.jp/
(大浦天主堂キリシタン博物館)
電話:095-801-0707
開館時間:08:00~18:00(最終入館17:30)
休館日:12月31日~1月2日
入館料金:大浦天主堂拝観料に含まれます
公式HP:https://christian-museum.jp/
⑤オランダ坂
坂の多い長崎においても特に有名なのがこの東山手洋風住宅群など、異国情緒あふれる東山手に位置するオランダ坂。
出島に住んでいたオランダ人の影響で、長崎の人々は開国後さまざまな国から外国人が来るようになっても東洋人以外を「オランダさん」と呼んでいました。
その為、外国人居留地にある坂はすべてオランダ坂と呼ばれていましたが、現在は主に活水学院下の坂、活水坂、誠孝院前の坂をこう呼んでいます。
<基本情報>
住所:長崎県長崎市東山手町
⑥眼鏡橋
1634年に作られた日本初のアーチ式石橋で、国の重要文化財に指定されています。
2つの半円が水面に映ると眼鏡のように見えることから「眼鏡橋」と呼ばれるようになりました。
東京の日本橋・山口の錦帯橋とあわせて日本三名橋に数えられます。
写真提供:(一社)長崎県観光連盟
川の護岸の石垣には、1982年の大水害の改修工事の際に遊び心で埋め込まれたと言われるハート形の石があります。
最近では恋のパワースポット、SNS映えするスポットとして人気があります。
ぜひ探してみてください✨
<基本情報>
住所:長崎県長崎市魚の町・栄町と諏訪町・古川町の間
⑦稲佐山
1,000万ドルの夜景とも言われる長崎市。
2011年にリニューアルオープンした標高333mの山頂展望台からは長崎市内を一望でき、360度のパノラマで景色を楽しめます。
夜景はもちろん、晴れた日中であれば、雲仙、天草、五島列島まで見ることができる絶景スポットです。
写真提供:(一社)長崎県観光連盟
稲佐山山頂駐車場は大変混雑しますし、マイクロバスの乗降のみ(駐車不可)となっておりますので、貸切バスで行く場合には駐車場料金も無料の稲佐山中腹駐車場で降車し長崎稲佐山スロープカーで山頂へ行くのがおすすめです。
2020年1月から運行が開始したスロープカーは稲佐山中腹駐車場から山頂を8分間で運行します。
イタリア・フェラーリも手掛けた世界的工業デザイナー・奥山清行氏が手掛けたガラス張りの車内から乗車中の景色も楽しめます。
<基本情報>
住所:長崎県長崎市稲佐町
展望台営業時間:08:00~22:00
稲佐山スロープカー営業時間:09:00~22:00
稲佐山スロープカー料金:
往復 | 片道 | 団体往復 | 団体片道 | |
---|---|---|---|---|
一般 | 500円 | 300円 | 400円 | 240円 |
中・高校生 | 370円 | 220円 | 290円 | 170円 |
小児 | 250円 | 150円 | 200円 | 120円 |
貸切バスの手配はバスコンシェルジュへ!
いかがでしたでしょうか。
江戸時代から独自の文化が発展し、異国情緒漂う長崎。
「長崎は今日も雨だった」という曲もあるように雨も多いイメージがありますが、行程内容を自由に組める貸切バスなら雨の日でも濡れる心配がほとんどありません✨
バスコンシェルジュなら、お客様の予算やご希望に合わせて最安値でバスを手配いたします。
お見積りは無料ですので、是非お気軽にお問い合わせください!
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