貸切バスで行く滋賀県・湖東編

こんにちは!
前回の滋賀県・琵琶湖湖西編に続き、今回も滋賀県の観光おすすめスポットについてご紹介します。

琵琶湖の東側は、織田信長が築城した安土城や、豊臣秀吉最初の城である長浜城など、安土桃山時代の歴史の中心地として栄えた場所です。
江戸時代に入ってからも、滋賀県は政治の重要拠点として、徳川幕府の重要な役職に代々ついた井伊家が治めます。
商人達の活動も活発だった滋賀県。今回ご紹介する琵琶湖の東側にも武士と商人の勢いを今に残す場所が多くあります。
何百年も昔から琵琶湖とともに歩んできた滋賀県の自然と文化にぜひ触れてみてください✨

貸切バスで行く滋賀県・湖東編

滋賀県は都があった京都に近く、織田信長が天下統一の拠点としたことから文化・経済の中心地として発展しました。
2020年の大河ドラマの舞台にもなっており、注目が高まっているエリアでもあります。

今回はそんな激動の時代の文化を今も色濃く残す琵琶湖の東側の観光おすすめスポットをご紹介します★

安土桃山時代を感じる近江商人の街並み

東山道や東海道などの主要街道が通り、古くから商いが盛んだった滋賀県。全国で活躍した滋賀県出身の商人達は「近江商人」と呼ばれました。

現在のJR近江八幡駅周辺のエリアは豊臣秀吉の甥・秀次が八幡山に城を築いたことから栄えます。
近江八幡駅の北側に位置する新町エリアは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、白壁の土倉や豪商たちの屋敷、凝った意匠の町屋など江戸時代末期から明治にかけて建築された商家が建ち並びます。
江戸時代にタイムスリップしたかのような町並みは時代劇の撮影にも利用されています。

近江商人
【(公社)びわこビジターズビューロー】

街並みにある民俗資料館や歴史資料館では、当時の生活や文化を学ぶこともできます。

ぜひ体験してほしいのが水郷めぐり。
船頭さんの案内による船に乗り、旧市街から琵琶湖へ続く「八幡堀」と呼ばれる水路から風情のある町並みを堪能できます。
この水郷めぐりは、豊臣秀次が雅な宮中の舟遊びに似せて豊年橋から広がる水郷地帯で船めぐりをしたことが発祥と言われています。

八幡堀
【(公社)びわこビジターズビューロー】

所要時間は運行会社やコースによって異なりますが大体60分~120分で、乗り合いまたは貸切船での運行です。
電話での事前予約をして貸切船に乗るのがおすすめです。貸切船なら近江牛のお弁当やすきやきを食べながら景色を楽しむことができるんです✨
最大8名定員ですので、団体の場合は分かれて乗船します。

<水郷めぐり基本情報>
(近江八幡和船観光協同組合)
住所:近江八幡市北之庄町880
電話:0748-32-2564

貸切船料金 6名定員船 8名定員船
普通
(所要時間約80分)
9,100円 11,800円
遠回り
(所要時間約120分)
11,300円 14,670円
かわら堀
(所要時間約60分)
8,380円 10,480円
食事料金(貸切船):水郷弁当(幕の内)1,650円(税込)~、近江牛すきやき3,300円(税込)~
公式HP:http://www.suigou-meguri.com/

<駐車場情報>
(市営小幡観光駐車場)
住所:滋賀県近江八幡市小幡町中7-1
電話:0748-33-2411
駐車可能台数:貸切バス11台
駐車料金:1台1回2,090円(税込)

(多賀観光駐車場)
住所:滋賀県近江八幡市多賀町569
電話:080-4013-1850
駐車可能台数:貸切バス7台
駐車料金:1台1回2,000円

人と自然がふれあう空間 ラ コリーナ近江八幡

新町エリアから貸切バスで5分ほどの場所に、和菓子の「たねや」と洋菓子の「クラブハリエ」で有名なたねやグループのフラッグシップ店・ラ コリーナ近江八幡があります。

ラ コリーナとは「丘」という意味のイタリア語。八幡山から連なる丘に植樹しホタルが住む小川を作り、生き物たちが生きる田畑を耕しています。
美しい緑が豊富な敷地内にはメインショップをはじめ、キャンディーファーム、飲食店、ショップ、本社といった施設がゆったりと配置されています。

敷地内に入ってまず目に入るのは、屋根一面が芝に覆われた特徴的な外観のラ コリーナ近江八幡のメインショップ。
ショップ内にはたねやの和・洋菓子売り場が並びます。
2階にある自然を感じられる開放的な空間カフェで楽しむ焼きたてのバームクーヘンは絶品です✨

バームクーヘン

 

メインショップの隣にあるカステラショップは、百本以上の栗の木を使った木のぬくもりが感じられる店舗。
併設のカフェではたねや自慢のカステラと、店舗限定でふわふわの生地が特徴の八幡カステラを味わえます。


奥に進んで行くと、次世代を担う職人たちが挑戦する場として設けられた、ギフトショップやフードコートなどが集まるフードガレージが。

半円形のガレージをイメージした店内のギフトショップでは、2階建てのロンドンバスをシンボルに、限定パッケージのリーフパイやマカロン等を販売しています。

フードコートでは、シチリアのライスコロッケをイメージしたアランチーノや、パン、かき氷やぜんざい等の季節を感じられる甘味を、気軽に楽しめます。

2020年7月にオープンした見た目も可愛いピンク色の車体が特徴のキッチントレーラー「pink’s」では、クラブハリエ自慢のバームクーヘンをスティック状にした焼きたてバームクーヘン、ミルクアイスとバームクーヘンの商品を全部のせたオールスターバームパフェなど、手軽に食べられる商品を販売中。


その他、普段一般公開はされていませんが、無農薬のお米やオーガニックの野菜をつくるキャンディーファーム、たねや本社など、農業や「自然を学び自然を感じながら新しい価値を見出す」たねやのこだわりが詰まった施設が建ち並びます。

まるで海外の絵本のような美しい景色と美味しい食べ物で大人気のラ コリーナ近江八幡。
特に週末や休日は大混雑していることもあるようです。
公式HPには混雑予想カレンダーも出ていますので、予定を立てる際には参考にして行くと良いでしょう。

<基本情報>
住所:滋賀県近江八幡市北之庄町615-1
電話:0748-33-6666
駐車場:貸切バス専用駐車スペース有
公式HP:http://taneya.jp/la_collina/about.html

国宝・彦根城

琵琶湖の東側、ちょうど真ん中あたりにある彦根市。
ここにあるのが家老として代々徳川幕府を支えた井伊家の城・彦根城です。
天守と付櫓、多聞櫓、彦根屏風が国宝に指定され、太鼓門や天秤櫓など8つの文化財が国の重要文化財に指定されています。

彦根城
【(公社)びわこビジターズビューロー】

彦根城は江戸時代のはじめに約20年の歳月をかけて築城されました。
お堀には琵琶湖の水を引き込んでいます。
明治時代になると各地にあった城を取り壊す廃城令が出されましたが、明治天皇が彦根を訪れた際に「この城は保存するべき」という指示を出され、取り壊されなかったという逸話があります(諸説あり)

現在はお堀の中に本丸・櫓・茶室・庭園・博物館などに加え、高校と中学校もあり、周辺も含めた一大観光地となっています。

彦根城の天守からは周辺の景色を一望でき、晴れた日には琵琶湖の対岸まで見ることができます。
また、彦根城内には約1,100本もの桜が植えられており、春には桜の名所としてお花見客でにぎわいます🌸

彦根城
【(公社)びわこビジターズビューロー】

彦根城の内堀を巡る屋形船も人気です。江戸時代の絵図面をもとに再現されました屋形船に乗り、船頭さんによる歴史や見どころ案内を聞きながら彦根城の美しい姿を約45分かけゆっくりと堪能できます。

彦根城の内堀を巡る屋形船
【(公社)びわこビジターズビューロー】

<基本情報>
住所:滋賀県彦根市金亀町1−1
電話:0749-22-2742(国宝・彦根城管理センター)
観覧時間:8:30〜17:00 ※年中無休、天守閣・彦根城博物館の入場は16:30まで
観覧料金:

彦根城・玄宮園 大人 小・中学生
個人 800円 200円
団体(30~99名) 720円 180円
玄宮園のみ 大人 小・中学生
個人 200円 200円
団体(30~99名) 180円 90円
彦根城博物館 大人 小・中学生
個人 500円 250円
団体(30~99名) 450円 170円
彦根城・玄宮園と博物館のセット券 大人 小・中学生
個人 1,200円 350円
団体(30~99名) 1,080円 315円

※彦根市内在住の65歳以上・小・中学生、彦根市内の学校に通う高校生・大学生、障がい者の場合は観覧料金免除あり

屋形船乗船料 大人 小・中学生
通常 1,300円 600円
さくらまつり期間中
(4月1~20日ごろ)
1,500円 700円
 

駐車場:
(いろは松駐車場)大型貸切バス20台駐車可
         営業時間08:30~18:00
         1台1回2,000円
(京橋口駐車場)大型貸切バス10台駐車可
        営業時間08:30~18:00
        1台1回2,000円
(本町駐車場)大型貸切バス6台駐車可
       営業時間08:30~18:00
       1台1回2,000円

レトロモダンなガラスの街✨黒壁スクエア

滋賀県北部に位置する長浜市は、豊臣秀吉が大名として初めて城を持った土地として栄え、明治時代には全国で3番目に鉄道が敷かれ、文明開化のさきがけとして発展してきました。
北国街通り沿いに続く古い街並みの一角にある黒壁スクエアは1900年に建築された「第百三十国立銀行長浜支店」を30年ほど前に改装した、「黒壁ガラス館」を中心とした観光スポットです。
この「黒壁」というネーミングは、第百三十国立銀行長浜支店が黒漆喰の壁面で「黒壁銀行」と呼ばれていたことからこの名前がつきました。

なぜガラスなのか?それは運営している株式会社黒壁の初代社長が「海外ではガラスを作っているところに沢山の人が集まっている」という提案を受けたことからからヨーロッパのガラス文化に影響を受け、ガラス文化を事業化したのです。

ヨーロッパの街並みをイメージしたレトロな街並みとガラス文化が融合したノスタルジックなガラスショップやギャラリー、カフェなどが建ち並び、現在では年間200万人が訪れる長浜一の観光名所になっています。

黒壁ガラス館

【(公社)びわこビジターズビューロー】

有形文化財の指定を受けている黒壁ガラス館は、内装も当時の銀行そのもの。
館内には国内外のガラス作品が取り揃えられ、ヨーロッパの伝統的な製品やモダンなインテリアからアクセサリーまで日々の暮らしを美しく楽しめるアイテムを実際に購入できます。
また、隣に建つ黒壁ガラススタジオでは、ガラス職人による実際の制作風景を見学できます。

食べ歩きで人気なのが96CAFEの「黒壁ソフト」。竹炭を使った真っ黒なソフトクリームは見た目のインパクトが抜群です。気になる味はチョコレート。
店内はもちろん、天気が良い日にはテラス席もおすすめです。

<基本情報>
(黒壁ガラス館)
住所:滋賀県長浜市元浜町12-38
電話:0749-65-2330
営業時間:(平日)10:00~17:00 (土日祝)10:00~18:00
定休日:無し
公式HP:https://www.kurokabe.co.jp/shopping/glasshouse/

(96CAFE)
住所:滋賀県長浜市元浜町11-28
電話:0749-65-4844
営業時間:(平日)10:30~17:00 (土日祝)10:30~18:00
席数:店内40席、テラス席20席、デッキ席20
定休日:水曜日(変更の場合あり)
公式HP:https://www.kurokabe.co.jp/restaurant/96cafe/

(駐車場)
観光バス駐車場:1日2,000円
長浜お旅所駐車場:平日1時間150円、土日祝1時間200円 ※乗降のみ

貸切バスのご依頼はバスコンシェルジュへ!

いかがでしたか?
今回は滋賀県の東部の観光スポットをご紹介しました。
古き良きものを活かしながらも現代の人々にも受け入れられる目新しさを加えるアイディアは、近江商人と呼ばれ全国で活躍した滋賀県民の気質なのかもしれませんね。

貸切バスなら行程内容をお好みに合わせて作っていただけますので、行きたい場所にだけ行くことができます。
慣れない場所での電車やバスの乗り換えを心配することもありません!
バスコンシェルジュでは、お客様のご要望やご予算に合わせた貸切バスを最安値でご手配いたします。
お見積りは無料です✨お気軽にお問い合わせください!

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