貸切バスをレンタルする!料金や注意事項について

こんにちは!
貸切バスを借りる際、気になるのはやはり料金についてですよね。
バスコンシェルジュにお問い合わせをいただくお客様も、料金のことを気にされるお客様が最も多くいらっしゃいます。
少しでも安く借りたい!というお客様のご要望に応えるべく、今回は貸切バスのレンタルに掛かる料金や注意事項についてご説明していきます。

貸切バスをレンタルする!料金や注意事項について

貸切バスをレンタルしたいけど、いくらぐらい料金がかかるのか分からない。どうやって見積りをとったらいいのか分からない。という方も多いと思います。

貸切バス

仕組みや、どうしたら安く抑えられる?など、お客様からご質問いただくことも多い貸切バスの料金について、今回は詳しくご案内していきます!

貸切バスの料金はどうやって決まる?

貸切バスの料金は、国土交通省の管轄で定められている法律に則って決められます。

主な要素は2つ。

1.時間制運賃
2.キロ制運賃

この2つを掛け合わせて貸切バス料金が算出されます。
それぞれ上限金額と下限金額が設定されており、その間であれば金額はバス会社様が自由に決定できます。

それぞれについてもう少し詳しくご説明していきましょう。

1.時間制運賃

時計

貸切バスをレンタルする際に「1日あたりいくら」と考えられる方もいらっしゃるのですが、利用する時間に応じて料金が加算される仕組みです。

例えば、日帰りの旅行に貸切バスを利用するとします。
(例)
〇利用行程:東京駅(10時出発)==日光東照宮・華厳の滝観光==東京駅(20時到着)
〇利用時間:10時間

この場合、出発時間10時~到着時間20時までの10時間がお客様の貸切バス利用時間です。(実車)
しかし、実際にはお客様が乗車する前後、バス会社車庫と東京駅の区間も貸切バスは走行します。(回送)
また、運行の前後には運転士様の点呼・バスの点検が行われますので、この全ての時間に運賃が発生します。

つまり、時間制運賃=運転士様が出社してから退勤するまで業務にあたっている時間にかかる運賃と考えてください。

点呼・点検の時間は法律で定められているため変更することは出来ませんが、より車庫が発着場所に近いバス会社様に依頼することで回送時間が短くなり、料金を抑えることが出来るのです。


次に、バスコンシェルジュで貸切バスをレンタルされるお客様からよくお問い合わせいただく事例をご紹介します。

「1泊2日の旅行。13時に出発し16時に宿泊施設に到着。宿泊施設に到着したら翌日まで貸切バスの利用予定無し」

という行程ですと、この1日目の実車利用時間は13時から16時の3時間です。


しかしこれが、

「1泊2日の旅行。13時に出発し16時に宿泊施設に到着。19時に車で片道5分のレストランへ送って22時に宿泊施設に戻ってくる」

という行程になりますと、この1日目の実車利用時間は13時から22時の9時間となり、レストランへの所要時間が片道5分でも、宿泊施設に到着したら終了する行程に比べ6時間分のバス代金が追加で発生します。

「え、そんなに追加料金がかかるの?!」とびっくりされる方もいらっしゃるのですが、これは運転士様が待機している間も「業務中」と見なされるからなんです。

貸切バスの料金を安く抑えたい場合、お客様の行程の中で「ここは貸切バスを利用する」「ここは違う交通手段を使う」など、工夫をしてみるのも良いと思います。

2.キロ制運賃

運転席

キロ制運賃とは、「貸切バスの走行距離に応じて料金が加算される」という仕組みです。

先ほどの日帰りで日光へ観光に出掛ける例を見てみると、、お客様が貸切バスに乗車されるのは「東京駅~日光東照宮・華厳の滝周辺~東京駅」の区間です。(実車)

しかし、実際にはお客様が乗車する前後、バス会社車庫と東京駅の区間も貸切バスは走行します。(回送)

この実車と回送を合わせたものが「貸切バスの走行距離」になるのです。

より発着場所と車庫が近いバス会社に依頼をすると貸切バスの走行距離が短くなりますので、料金も抑えられます。


また、東京から大阪まで夜行で移動する場合など、長距離・長時間の走行で運転士様が2名になる場合は交替運転士配置料金が発生します。
また、深夜~早朝にかかる運行には最大2割の深夜早朝運行料金が発生する場合があります。

しかし、どのバス会社様が良いのか、発着場所と車庫が近いのはどのバス会社様か、お客様で調べるのはとても大変ですよね。

バスコンシェルジュにご依頼いただければ、豊富な経験とノウハウを基にお客様に代わって空車や料金をお調べし、お客様のご要望に合わせた最適なバスを最安値でご手配いたします!

車種や地域によって違いは?

貸切バスの料金算出方法は車種・地域を問わず共通ですが、それぞれの単価は車種や地域によって異なります。

貸切バスの座席

【貸切バスの車種による料金区分】

・大型バス(正座席45+補助席8~正座席49+補助席11)
・中型バス(正座席27~33・補助席無し)
・小型バス(正座席21~25・補助席無し)、マイクロバス(正座席21程度+補助席6程度)

基本的に大型バス、中型バス、小型バス・マイクロバスの順に金額は安くなっていきます。
小型バスとマイクロバスは法律上同じ料金区分ですが、小型バスは10年以上前から国内で製造されていない車種のため所有されているバス会社様が年々減少しています。
マイクロバスを所有されているバス会社様の方が多いため、よりお安いバス会社様を探しやすく、金額も抑えやすい傾向にあります。

また、トイレ付やリフト付等の特殊車両の場合には、最大5割の特殊車両割増料金が発生し、通常のバスよりも高くなる場合があります。

【地方運輸局による料金区分】

国土交通省の地方運輸局に管轄が割り振られ、その管轄運輸局によって設定されている下限・上限の金額が異なります。
バス会社様の車庫がある都道府県を管轄している運輸局の料金が適用されるのです。

日本地図

地方ごとの運輸局は以下のとおりです。

・北海道(北海道)
・東北(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)
・関東(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県)
・北陸信越(新潟県、富山県、石川県、長野県)
・中部(福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)
・近畿(滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県)
・中国(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)
・四国(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)
・九州(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県)
・沖縄(沖縄県)

また、バス会社様には「配車権」というものがあり、発着場所がバス会社様の車庫がある都道府県でないと運行ができません。(隣接している市区町村は運行可能な場合など、例外もあります)

注意点は?

電卓

今までご説明した内容をまとめると、料金を安く抑えるポイント

・利用時間・走行距離を短くする
・サイズの小さなバスを選ぶ

の2点です。

ただし、利用時間を短くしたいからといって無理に所要時間を短くしてはいけません。

所要時間は、インターネットや地図アプリ等で調べることが出来ますが、その際に表示される時間は乗用車で休憩無しの時間です。

貸切バスの場合、乗用車よりもスピードが出にくく、2時間ごとに休憩をとる決まりがあるため、途中のトイレ休憩などを加味すると、表示される時間よりも余裕をもって所要時間を考える必要があります。

また、貸切バスのサイズについても、たとえば宿泊や合宿、空港送迎などで大きな荷物がある場合、荷物が積みきれない事態になっては大変ですので、乗車人数よりも余裕を持った大きめのバスを選ぶようにしましょう。

貸切バスのご依頼はバスコンシェルジュへ!

いかがでしたか?
特に貸切バスのレンタルが初めてという方には料金や貸切バスについて分からないことも多いと思います。

貸切バスのご利用を検討されているなら、まずは行程内容をお知らせください。無料で貸切バス料金をお見積りいたします!

また、行程内容が決定されていないお客様のご質問などにもバスコンシェルジュがお答えします。
ぜひお気軽にお問い合わせください✨

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