安心して貸切バスをご利用していただくための【新型コロナウイルス対策】

お辞儀しているイラスト

2020年5月、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）に係る緊急事態宣言が、解除されました。
それに伴い、通勤や通学が通常どおり再開された方も多いのではないでしょうか。
日常の生活が少しずつ戻りつつありますが、新型コロナウイルス感染症はなくなったわけではありません。
これからはWithコロナの時代となり貸切バスを安心してご利用いただくためのバス会社様の工夫・感染予防対策や貸切バスの安全性についてご案内いたします。
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）に負けずにいっしょに乗り越えていきましょう！

新型コロナウイルス　感染予防への取り組み
バス会社様が実施している新型コロナウイルス感染症予防への取り組みについて
みんな気になる観光バスの換気について
貸切バスをご利用されるお客様へのお願い
貸切バスを利用するならバスコンシェルジュへ

安心して貸切バスをご利用していただくための【新型コロナウイルス対策】

Health care set

新型コロナウイルス　感染予防への取り組み

バスコンシェルジュでは手配する貸切バスにつきまして以下の事項を徹底していただくよう
貸切バス会社へお願いしております。

■乗務員のマスク着用
■点呼時に体温チェックを行い、体調管理
■車内に除菌・殺菌スプレーの設置
■咳・くしゃみ等のエチケット
■手洗い・うがいの遂行

弊社でお手配する貸切バスは、お客様のご利用ごとにバス車内消毒を必ず行っておりますので、安心してご利用いただけます。

バス会社が実施している新型コロナウイルス感染症予防への取り組みについて

上記事項の徹底のほか、新型コロナウイルス感染症予防について貸切バス会社が独自で取り組まれている対策をご紹介いたします。

東京都にある「総合観光バス株式会社」様にお話を伺いました。
こちらのバス会社では、新型コロナウイルスが発生する前から乗務員点呼の際の健康状態確認は義務付けられておりますが、新型コロナウイルスの発生により、点呼場所に感染防止シートを設置しました。

乗務員出勤時に検温を実施しております。咳・発熱などの症状がある、または疑いのある乗務員を乗務させない管理を徹底しております。

写真提供：総合観光バス株式会社様

また、総合観光バス株式会社様では一般社団法人健康マネジメント協会様より講師をお迎えして
貸切バス乗務員に対し感染症対策の特別教育を実施し、新型コロナウィルス感染症とはどのようなものか、有効な予防法はどのような事かなどについて教育をおこないました。

上記写真は、講習中の様子です。　
今一度、新型コロナウイルスについて知ることができ、お客様をお乗せするためにも気持ちが引き締まります。

貸切バス車内の除菌・清掃作業の様子です。
運行終了後、貸切バス車内清掃作業時にアルコール消毒液を座席含む車内各部に噴射し、除菌作業を実施しております。

貸切バス車内については正座席の前後との間には飛沫飛散防止用の仕切りを取り付けております。

■飛沫飛散防止用の仕切りは透明の素材を使用し、前方の視界にも配慮されております。

貸切バス
■バス運転席と客席の間にも仕切り板を設置しております。

情報提供：
総合観光バス株式会社　http://www.skb.tokyo/document/20200716_covid_taisaku.pdf
新型コロナウイルスに「感染しない・感染させない」ために予防策を取り入れ営業されています。

そのほか別のバス会社にもお話しを伺いました。

千葉県にある「東関交通株式会社」様です。
東関交通株式会社ではお客様により安心して貸切バス、観光バスをご利用いただくために、
バス車内に抗ウィルス、抗菌、消臭効果のあるハイブリッド触媒「ラーフエイド」の施工をしているそうです。

ラーフエイド

施工動画：東関交通株式会社TKKトラベル　https://youtu.be/QVk0xN08-4s

関西地方では、京都市交通局様、奈良交通様、大阪空港交通様などで採用されておりますが、
関東では東関交通株式会社様が初の施工とのこと。

ハイブリッド触媒は酸素に反応するので、UVカットされている貸切バス車内でも効果を発揮します。
貸切バス車内の隅々まで抗菌剤を吹きかけており、「酸化還元反応」によって菌の増殖を抑制、ウィルスの減少などの効果でバス車内を清潔で快適な空間にします。

また、東関交通株式会社様では消毒液等での各部消毒をするほかに
以下のいずれかで貸切バス車内の除菌対策をしております。

・空間除菌バス（グリーンアクア噴霧器搭載）
バス車内の入口に超音波霧化器を設置しグリーンアクア（電解水）を散布します。
体に入っても害のない弱アルカリ電解水です。

・脱臭除菌済車両
株式会社IHIシバウラとジェイ・バス株式会社が共同で開発したオゾン脱臭除菌機「E-OZONE」を使用して、運行終了後にバス車内全体（シートやカーテンなど）を強力除菌を実施いたします。
オゾンは徐々に酸素に変化していきます。機器使用後はしっかり換気をいたしますので体に害はありません。

情報提供：
東関交通株式会社https://tokan-kotsu.com/information/7082/

貸切バス

みんな気になる観光バスの換気について

観光バスや貸切バスの車内は『密閉された空間』というイメージがありますよね・・・
実は！観光バスや貸切バスは換気が優れた乗り物なのです。
窓を開けていなくても外気導入を使用すると大型バスでおおむね5分でバス車内の空気が入れ替わります。

各自動車メーカーでは新型コロナウイルス感染拡大防止対策に向けた取り組みとして、空気の入れ替えの図の公開や、実験動画を公開してくれています。

それでは各自動車メーカーの図を参考に見てみましょう。

【日野　大型観光バス　車内空調イメージ図】喚起のイメージ図

「日野セレガ」は、「外気導入モード」時、バス車両の前方と、屋根上のエアコンから新鮮な空気を取り入れることにより、おおむね5分で室内の空気を入れ替えることができます。

「自動運転モード」時は室内の空気汚れを感知すると「強制排気モード」に切り替わります。

デフロスタを「外気導入」にすることで常時換気が出来ます。

出典：<動画追加>【お知らせ】バス事業者様へ　大型観光バス「日野セレガ」の室内空調についてhttps://www.hino.co.jp/corp/news/2020/20200702-002655.html

【三菱ふそう　大型観光バスの車内空調イメージ図】

天井から空気を取り入れる構造の「天井A/Cタイプ」喚起のイメージ図

床下から空気を取り入れる構造の「床下A/Cタイプ」喚起のイメージ図

「天井A/Cタイプ」・「床下A/Cタイプ」はいずれも「外気導入固定運転」を使用すると、約5分で室内の空気を入れ替えることができます。
バス車内の空気が入れ替わる様子の実験動画が公開されているのでご覧ください。
https://www.mitsubishi-fuso.com/oa/jp/information/COVID-19_measure_sightseeing_bus/index.html
※「三菱ふそう観光バスの新型コロナウィルス新生活様式への対応」より

日本バス協会が公開している『新型コロナウイルス対応ガイドライン』もあります。
ご覧ください。
＜日本バス協会による新型コロナウイルス対応ガイドライン＞

出典：公益社団法人日本バス協会
http://www.bus.or.jp/covid-19/pdf/kashikiri_guideline_leaflet.pdf

貸切バスをご利用されるお客様へのお願い

貸切バス会社ではお客さまに安心してご利用いただけるように新型コロナウイルス感染症予防への取り組みを強化しております。

貸切バスにご乗車される皆さまにも『新型コロナウイルス対応ガイドライン』に基づいた感染予防対策のご協力をお願い致します。

1. 貸切バス乗車中のマスクの着用をお願い致します。
2. 貸切バスに乗車する際は手指のアルコール消毒をお願い致します。
3. 貸切バス車内での会話は最低限、大声での会話はお控え下さい。
　　（カラオケのご利用もご遠慮ください）
4. 貸切バス車内での食事や飲酒はご遠慮ください。
　　（水・お茶・ジュースなど水分補給程度のものは可能です）
5. 貸切バス車内で出たゴミはお客様ご自身でお持ち帰りをお願い致します。
6. 貸切バスに乗車する前(ご自宅等を出発する前)に検温をお願い致します。
体温が37℃超えた場合や、熱がなくても倦怠感・咳など体調がすぐれない場合は、
ご乗車をお控えくださいますようお願い致します。

上記のお願いに加え貸切バス車内が密にならないようにしましょう。
たとえば、座席数に対して乗車人数を少なくする、座席2席を1名でご利用し窓側を利用する、など密にならないような工夫をするとより安心です。
また、あらかじめ座席表を作成し、決めた座席に行きも帰りも同じく座るようにしましょう。

「新型コロナウイルス感染症」が収束するまで、お客様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。