貸切バスで旅しよう!東北・秋田県仙北市エリア

東北地方の北西部に位置する秋田県は、日本でも重要無形民俗文化財が一番多い県で東北三大まつりの「秋田竿燈まつり」や男鹿半島の奇習「なまはげ」などの伝統文化や風習が数多く残っています。

そして秋田の夏といえば「大曲花火大会」。花火大会がある時期は県外からも貸切バスやバスツアーで訪れる方が多く、大会会場周辺はバスだけで埋め尽くされてしまうほど混みあうそうですよ。
テレビでも中継していますが、一度は本場の大曲花火大会を観てみたいものですね~

もちろん貸切バスで行く大曲花火大会もおすすめですが、今回ご紹介したいのは、秋田市内から貸切バスで移動しても1時間程度と割と近い場所の仙北市方面の観光名所です。
せひ貸切バスで行く旅の参考にしてみてくださいね。

貸切バスで旅しよう!東北・秋田県仙北市エリア

秋田空港から貸切バスで約1時間程で仙北市に到着します。仙北市は岩手県に隣接しているので岩手県からでも気軽に貸切バスで観光に行くこともできます。
そして角館・八幡平・田沢湖・西木・乳頭地区などなど市内全域に多くの観光スポットがありますので移動には貸切バスがとても便利です。

では、その中でも人気の高い観光スポットへ貸切バスで行ってみましょう。

角館武家屋敷へ貸切バスで行ってみる

仙北市の角館エリアにある「武家屋敷通り」には、江戸時代に栄えた城下町があり、「みちのくの小京都」と呼ばれ、武家屋敷や古くからの建造物が数多くあり中に入って観ることができます。

武家屋敷エリアは半径2kmくらいで、国の重要伝統的建造物群保存地区の指定を受け、文化財として保護されています。武家屋敷の中には現在、住居として使用されているお屋敷もあります。周辺には着物のレンタル店もあり、着物に着替えて街並みを歩いてみると昔にタイムスリップしたような気分を味わえますね。なるほど、「みちのくの小京都」といわれる所以が分かります。

日傘  

日本人の他にも外国人観光客に賑わうこのエリアは、四季それぞれの情緒がありますが、特に4月下旬から5月上旬には桜が見ごろです。仙北市は桜を市の花として指定しています。

約400本(すごい!)の、しだれ桜にうっとりすることでしょう。このエリアのしだれ桜は国の天然自然物に指定されているそう。納得です。

角館武家屋敷  

貸切バスで武家屋敷に行く際は近くにバス駐車場もあるのでゆっくりと滞在することができます。

【角館武家屋敷】

秋田県仙北市角館町
貸切バス駐車場:市営桜並木駐車場(秋田県仙北市角館町北の97-1)
 1回¥2,000
※桜まつりは毎年4月20日~5月5日にかけて行われています。
※武家屋敷は入場料がかかるところがあります。例)青柳家¥500/石黒家¥400
その他は無料。
※また周辺の市の観光施設は2021年3月末まで無料になっています。
入館時間:9時~17時(最終入館16時30分まで)※一部時間が早くなっています。

神秘の湖「田沢湖」へ貸切バスで行ってみる

次に貸切バスで角館武家屋敷から30分行きますと、秋田県内一大レジャースポットといわれる「田沢湖」に到着します。

田沢湖  

田沢湖広さは周囲約20km程の円形で水深423.4mというのは日本一。湖の色が瑠璃色でとても美しい。湖の色とたつこ姫の伝説など神秘的な雰囲気に包まれた田沢湖は海外の大ヒットドラマの撮影地にもなったらしいです。

また湖畔では、ハーブガーデンもあり、サイクリングや遊覧船など様々なレジャーも体験できますよ。遊覧船は一周40分程。ぜひ旅行行程に余裕がある方は事前に計画して乗船してみるとよいですね。
四季折々に変わる瑠璃色の田沢湖の景色はいつ訪れても感動を与えてくれるはず。
ぜひ旅の思い出に写真を撮ることをおすすめします。

そして、田沢湖に行かれたらぜひ御座石神社(ございしじんじゃ)を訪れてみてはいかがでしょうか。
貸切バスで行くことおよそ20分。
美のパワースポット(女性にも大人気!)としても有名なこちらの神社。

田沢湖の有名な伝説に、永遠の若さと美しさを叶えるため田沢湖の水を飲み龍神となったというたつこ姫の伝説があります。そのたつこ姫を祭神としている神社なのです。
朱塗りの鳥居近くには、1本の木から7種類の木が生えたという「七色木(なないろぎ)」や、たつこ姫が飲んだという「潟頭の霊泉(かたがしらのれいせん)」も観ることができます。たつこ姫が姿を映した「鏡石」などの伝説の縁がある名所があるので田沢湖の神秘な魅力を探る為にもぜひ足を運んでみたい神社です。おすすめです。

【田沢湖】

秋田県仙北市田沢市田沢
貸切バス駐車場:市営駐車場有(無料)

【田沢湖遊覧船】 運行期間:2020年04月26日~2020年11月05日

秋田県仙北市田沢湖田沢字春山148番地(田沢湖遊覧船乗り場から乗船)
TEL:0187-43-0274 ※予約制ですので事前にお問合せください。
料金:大人1220円/子供(小学生以下)610円/未就学児 無料(現地現金支払い)
団体割引あります。
貸切バス駐車場:遊覧船乗り場近くの「田沢湖レストハウス」前に駐車場有(無料) 

【御座石神社】

秋田県仙北市西木町下桧木内字相内潟1
貸切バス駐車場:有(無料)
※冬期は休業しています。

乳頭温泉郷へ貸切バスで行ってみる

田沢湖から貸切バスでおよそ30分行くと、乳頭温泉郷がみえてきます。
温泉好きならば一度は訪れるべきといわれる乳頭温泉郷。
日帰り・宿泊どちらも可能です。7つの宿・7つの湯(鶴の湯・妙乃湯・蟹場温泉・大釜温泉・孫六温泉・黒湯温泉・休暇村乳頭温泉郷)から成っていて、宿泊をされる方には「湯めぐり帖」を購入することができ、各宿の入浴が可能です。

7湯めぐりの温泉浴は万病に効くと言われているので、全制覇チェレンジしてみるのも面白いかも。でも湯あたりには十分ご注意くださいね。
ちなみに、湯めぐり帖は宿泊のお客様限定販売で価格は1,800円(湯めぐりマップ600円:旧ライト)です。各宿施設のフロントで好評発売中!
温泉宿ごとに雰囲気や泉質も異なり、各お宿自慢のお料理も色々です。
もしも宿泊を考えているのであれば自分好みにあったお宿を事前に調べて行ってみたほうがいいかもしれません。

そして貸切バスで行く場合は、バスのサイズによって通れない場合や駐車できない場合もあります。
それでもご心配はいりません。温泉郷内では湯めぐり号という専用バスが巡回しているので、温泉郷まで貸切バスで行き、各湯めぐりには専用バスを利用してまわることもできます。
宿泊の場合は混雑状況によりバス駐車場を利用できない場合があります。宿泊予約の際にお宿へバス駐車場に空きがあるかどうか確認が必要です。

乳頭温泉郷へ貸切バスで旅行に行くなら、春夏秋はハイキング、冬は田沢湖スキー場と足をのばしてみることもできますのでぜひご旅行の計画をたててみてはいかがでしょうか。

【乳頭温泉郷】

秋田県仙北市田沢湖

【鶴の湯】 TEL: 0187-46-2139 http://www.tsurunoyu.com/
【妙乃湯】 TEL: 0187-46-2740 http://www.taenoyu.com/
【蟹場温泉】TEL: 0187-46-2021 HPなし
【大釜温泉】TEL: 0187-46-2438 http://ookama-onsen.jp/
【孫六温泉】TEL: 0187-46-2224 HPなし
【黒湯温泉】TEL: 0187-46-2214 http://www.kuroyu.com/
【休暇村乳頭温泉郷】TEL: 0187-46-2244 http://www.qkamura.or.jp/nyuto/
※貸切バス駐車場については、宿泊予約の際に各宿にお問合せくださいませ。

まとめ

秋田県の貸切バス会社様から「初夏~秋の田沢湖は本当にきれいですのでぜひ貸切バスで来てみてください」と言われます。
もちろん田沢湖以外にも秋田県内には沢山の見どころある観光地があります。
次のご旅行には貸切バスで秋田県へ行くのも話し合ってみてはいかがでしょうか。

最後に、今回ご紹介した角館武家屋敷や田沢湖・乳頭温泉などもある秋田県仙北市周辺を貸切バスで観光した際の貸切バス料金をご案内します。

(参考)1泊2日の貸切バス料金
(行程例)1日目:秋田空港~仙北市内周辺観光~乳頭温泉(宿泊)
     2日目:乳頭温泉~仙北市内周辺観光~秋田空港
マイクロ・小型バス 1泊2日¥100,000(税別)~
中型バス      1泊2日¥125,000(税別)~
大型バス      1泊2日¥150,000(税別)~
※利用時間・行程内容によって異なります。

※バス代金にふくまれているもの・・・運転士/ガソリン代金
※バス代金にふくまれていないもの・・・有料道路代金/バス駐車場代金/運転士宿泊代金(朝・夕食付)

貸切バス代金は、利用シーズンや行程内容、利用時間、移動距離によって変わってきます。
お客様によって行程内容が異なりますので、ぜひご旅行の計画を立てたらまずはお見積りを!

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