貸切バスで行く北九州おすすめスポット～門司港～

門司は明治初期に開港し、横浜・神戸と並び日本三大港と呼ばれ近代日本を支えた港町です。
石炭の貿易が盛んだった明治～昭和初期には最盛期を迎えます。
1995年に行政と民間が協力し門司駅・門司港一帯を当時のレンガ造りの建物を残した「門司港レトロ」として新しい観光名所に生まれ変わりました。
そんな門司港周辺は歩いて巡れるのも人気の秘訣です。

＜1～2時間モデルコース＞
門司港駅⇒旧大連運航路上屋⇒関門海峡ミュージアム⇒ブルーウィングもじ⇒門司港レトロ展望室⇒旧門司港税関⇒大連友好記念館⇒旧大阪商船⇒旧門司三井倶楽部

門司港駅

大正時代に建てられたネオ・ルネッサンス様式の駅舎を復元し2019年に新しくオープンした門司港駅。
国の重要文化財に指定されています。

レトロな外観の美しい駅舎には、かつて三等車両の乗客用の待合室だった場所にはスターバックス コーヒー 門司港駅店がオープンし、2階の貴賓室として使われていた場所には、かつてあった洋食レストラン「みかど食堂」が再オープンしています。

旧大連運航路上屋

昭和4年に建設され、北九州・門司港の国際ターミナルとして使われていました。
出入り口脇の監視室が半円形に飛び出す等、幾何学形態を取り入れたアールデコ様式が特徴です。
現在は各種多目的スペースでイベント等に利用されている他、1階には映画資料を展示している「松永文庫」があり、文化発信拠点としても親しまれています。

2階の回廊部分は海岸を眺める展望ゾーンとして気軽に立ち寄れます。

関門海峡ミュージアム

関門海峡の歴史と魅力を伝える体験型博物館。
大正・昭和の豪華客船デッキをイメージしたラウンジスペースや、漁業や海運などで働く人々の仕事を疑似体験しながら関門海峡を楽しく学ぶ海峡体験ゾーンなど大人から子どもまで楽しめる施設です。

営業時間：10：00～18：00　※シーズンにより変動の場合有り
入場料金

ブルーウィングもじ

日本最大級・全長約108mの歩行者専用の“はね橋”です。
1日に6回、約4分間かけて水面に対し約60度の角度に跳ね上がります。
「恋人の聖地」に認定されていてカップルでこの橋を渡ると幸せになれると言われています。

開橋時間：10：00 / 11：00 / 13：00 / 14：00 / 15：00 / 16：00
閉橋時間：10：20 / 11：20 / 13：20 / 14：20 / 15：20 / 16：20
通行料：無料

門司港レトロ展望室

日本を代表する建築家・黒川紀章氏が設計した高層マンション『レトロハイマート』の31階にある、高さ103ｍの展望ルームです。
ガラス張りの展望室からは門司港レトロから関門橋や対岸の下関市や日本海まで一望できます。
夜景を楽しむこともできるのでデートスポットとしても人気です。
館内にはカフェが併設されており、ゆっくりとお茶を飲みながらくつろぐこともできます。

営業時間 : 10:00〜22:00(最終入館21:30、カフェは平日10:00〜17:00(オーダーストップ16:30)、土・日・祝10:00〜19:00(オーダーストップ18:30) )
休館日 : 年4日不定休
料金 : 大人300円（団体30名以上240円）、小・中学生：150円（団体30人以上120円）

旧門司港税関

明治45年にレンガ造り瓦葺2階建構造で建築され、昭和初期まで税関庁舎として利用されていました。
現在の建物は平成6年に北九州市がレンガを特注し再建し、平成7年に復元されました。

館内には吹抜けのエントランスホールや休憩室、喫茶店「モーン・デ・レトロ」、常設の門司税関広報展示室により税関の業務を紹介しています。
3階には展望室があり、関門海峡を一望できます。

営業時間 : 9:00〜17:00
入場料：無料

大連友好記念館

古くから国際航路があったため交流が盛んだった門司と中国・大連。
大連友好記念館はロシアが大連市に建築した鉄道汽船会社の建物を、1902年に北九州市と大連市の友好都市提携15周年を記念して複製し建築されました。
煙突や窓のデザイン、茶色と白のレンガのコントラストが美しい建物です。

1階にはレストラン、2階は自由に休憩が出来る「門司港レトロ交流スペース」と大連市紹介コーナー、3階は地域コミュニケーションスペースがあります。

旧大阪商船

大正6年（1917）に建てられた大阪商船門司支店を修復した建物です。
オレンジ色タイルと白い石の帯が調和したデザインと、かつては灯台の役割を果たしていた八角形の塔屋が印象的。

当時1階は待合室・2階はオフィスとして使われていましたが、現在は1階は北九州出身のイラストレーターわたせせいぞう氏のギャラリー、2階は貸ホールになっています。

営業時間：10：00～17：00
入場料：無料※わたせせいぞうギャラリーのみ有料 大人150円、小・中学生70円

旧門司三井倶楽部

大正10年に三井物産の宿泊施設・社交倶楽部として建設され、国の重要文化財に指定されています。
木造の骨組みにレンガや石などを埋めて造られたハーフティンバー様式という建築技法で、内装には各部屋に暖炉が配置され、ドア枠・窓枠・大階段の柱などには幾何学模様のアールデコ調の飾りがされており、大正モダンを象徴しています。

完成の翌年には講演旅行で来日中だったアインシュタイン博士がこの「三井倶楽部」に夫人とともに宿泊しました。
2階には、そのときの家具・調度品を展示する「アインシュタイン メモリアルルーム」があります。
1階のレストラン「三井倶楽部」ではレトロで格式高い雰囲気の中で、焼きカレーやふぐ料理などを楽しめます。

営業時間：9：00～17：00　※レストランの営業は事前に要確認
料金 :大人150円（団体30名以上120円）、小中学生70円（団体30名以上60円）

貸切バスで行く北九州おすすめスポット～門司港名物焼きカレー・駐車場情報～

門司港周辺の名物といえば「焼きカレー」。昭和30年代の喫茶店で余ったカレーに卵をのせてオーブンでグラタンのように焼いたのがはじまりです。
多数のお店がありますので、その中で人気のお店をご紹介します✨

 

伽哩本舗 門司港レトロ店

門司港駅目の前のビル2階にある「伽哩本舗 門司港レトロ店」。
焼きカレーブームの火付け役となった全国的にも有名な焼きカレー専門店です。
常時10種類以上のメニューが揃い、辛さやサイズもお好みで選べます。
チキン、ポーク、シーフードなど定番の具材の他、バナナや関門海峡ならではのフグカレーといった変わり種も。
耐熱皿で熱々に温められた焼きカレーはグラタンのようにアツアツですが、チーズと卵と合わさるため、辛さは少し抑えられるので辛いものが苦手な人も食べられます。

ビーフの焼きカレー レギュラーサイズ（レディスサイズは100円引き）　950円
ふくの焼きカレー レギュラーサイズ（レディスサイズは100円引き）　1,200円

住所：福岡県北九州市門司区港町9-2　阿波屋ビル2Ｆ
TEL：093-331-8839
営業時間：11:00～20:30(オーダーストップ20:00)

世界にひとつだけの焼きカレー プリンセスピピ門司港

店名はタイにある楽園の島「ピピ島」のお姫様の意味をもっています。
ピピ島でおいしい料理を食べ過ごした幸福感感じられるよう、野菜ソムリエの資格を持つシェフが食べ易くアレンジしたピピの味を提供しています。
グラタン鍋とパエリア鍋の2種類から選べる名物「王様焼きカレー」、殻ごと食べられるソフトシェルクラブの「黄金カニカレー」もおすすめです。

王様焼きカレー：1,000円（税込）
黄金カニカレー：カニ1匹1,650円（税込）・カニ2匹2,310円

福岡県北九州市門司区西海岸1-4-7 B1・1F
定休日：火曜日
営業時間：ランチ　　11:00～15:00（ラストオーダー14:00）
ディナー　18:00～22:00（ラストオーダー21:00）

貸切バス駐車場情報

貸切バスで門司港に訪れた場合、関門海峡ミュージアムバス駐車場または門司港レトロバス駐車場に駐車するのがおすすめです。

貸切バス駐車場名	営業時間	駐車可能台数	料金
関門海峡ミュージアム バス駐車場	9：00～18：00	20台	1回1,000円
門司港レトロ バス駐車場	9：00～18：00	12台	1回1,000円

 

いずれもFAXでの事前予約が必要です。
予約フォーマットはこちらから

貸切バスの料金目安

貸切バスの料金は国土交通省により定められており、走行距離と利用時間を基に算出されます。
日帰り8時間利用・100kmを想定した場合の料金目安は下記のとおりです

貸切バスの種類	バス代金（税別）	1人あたりの目安（税別）
大型バス（45人乗車）	50,000円～	1,112円～
中型バス（27人乗車）	45,000円～	1,667円～
小型・マイクロバス（20人乗車）	40,000円～	2,000円～

 

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